鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)



鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)
鬼平犯科帳〈3〉 (文春文庫)

ジャンル:歴史,日本史,西洋史,世界史
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京都へ・・・

 鬼平さんが京都へ旅する「休暇版」?ではなくて、ここでも色々な事件に遭遇しながら(危機一髪でもあった)様々な人間模様が描かれていきます。特に「盗法秘伝」は面白い。池波正太郎さんの下町っ子ぽい人情溢れる話となっているし、続く「艶婦の毒」「兇剣」も見事。
 長谷川平蔵がさらりと纏めてくれる構成も話が多岐にわたっていく中では気にならないですね。まだ3巻目ですが、威勢のいい著者の気概が溢れてくる時代で物語が熱い熱い。ほぼ半年分で1巻なので著者の人生観が読み取れていけるような気がする。

 あとがきに、池波正太郎自身が長谷川平蔵を語っているのが素晴らしい3巻目。
ユーモラスな鬼平が堪能できる

この巻では「盗法秘伝」が面白い。
休暇をもらい、父の墓がある京都へ向かう鬼平が旅の途中で、盗賊の老人に見込まれて、盗賊の弟子になるという話。
この話では、鬼平のお遊び心が楽しく書かれています。
「昔の男」では、鬼平の婚約した時の話、そして腹心、筆頭与力の佐嶋さんの人柄がわかります。
池波正太郎さんの作品はどれも面白いから

 鬼平犯科帳3の作品の中で、一番私の関心を惹いた作品は
・盗法秘伝
・むかしの男
です。騙されたと思って一巻から読んでみたらええ。
あっっっっという間にもう24巻まで読んでしまって、未完結な話に胸が騒ぐのです。



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