子供心にいつまでも終わらなければいいと思った作品。
子供の頃、親に連れられて見に行った記憶がある。
おそらく、東映まんがまつりなどの、他の怪獣映画との抱き合わせだったのではないかと思うが、とにかく、子供心にその仕上がりのすばらしさが印象に残っている。
脚本は、あの!、井上ひさし御大で、宮今をときめく崎 駿氏もペーペーのイチ原画マンとして参加しており、その意味では、宮崎アニメの原点とも言える作品だが、今見ても、世界の宮崎アニメと比べても何ら遜色ない・・・、いや、むしろ、宮崎 駿は、まだ、自分の原点に追いつくことができていないのではないだろうか・・・。
そう思えるほどの仕上がりである。
♪もーれつなぁー猫♪
オープニングシーンは、ねずみを救った件で猫仲間の判決を受け、仲間から追われている「ペロ」の姿から始まる。猫達の裁判で助けた理由を問われ彼は言い放つ!「…月がとっても青かったからねぇ…」。そして彼は猫仲間から追われる身となったのだ。裏切り者として…。開始からペロの人となり(猫となり?)を表現していてワクワクさせられます。頭が良くて大胆なペロの活躍によって、心やさしく正直者の主人公ピエールはカラバ公爵として、美しく清純なローザ姫の花婿候補になるが、彼女を狙う魔王ルシファの不恰好な、いや…不気味な影が迫まっていた!。…ミュージカル風に進むのも楽しい、子供から大人まで鑑賞できる娯楽映画である。ペロがアイデアをヒラメク時のひげのアクションが素敵!、また脚本には井上ひさし、山元譲久、音楽に宇野誠一郎、当時は若手であった宮崎駿氏をはじめ東映動画黄金時代のアニメーターによる作画など、様々な面で充実した正に東映動画の記念すべき作品。この映画のペロはその後、東映動画のマスコットキャラクターにもなった。♪ビックリしたニャ…♪
日本が世界に誇る古典的傑作
見終わった後何だか感動してしまいます。個人的には、いささか説教くさい「ホルス」よりこっちのほうが好み。この映画、確か、モスクワ映画祭に出品され「子どもにとってもっとも面白い映画」というようなタイトルを受賞しています。面白いという点で東映動画最高の作品であることは間違いないところでしょう。「カリオストロの城」でのシーンよりこっちの城でのシーンほうがアイデアに満ちており、「たたみかけ度」も迫力も爽快感もあると思います。
マジ最高です!家族そろって楽しめるよ
まさに大人も子供も楽しめて、お休みの日に家族そろって見るのに最高です。キャラはかわいらしく、動きやテンポもよく、わかりやすーいギャグも各所に。さらにミュージカル仕立てだし。子供も飽きさせません。 大人は大人で、最後の魔王の城での追いかけっこのシーンがかなりすばらしい出来だったり、姫に愛を語るところが、ちょっと古っぽいけど幸せな気分になれちゃったり。 近頃はやりのジャパニメーションもいいけど、贅沢な宝石がたくさんちりばめられたような、素敵なこの作品も忘れないでくださいね!
これぞ娯楽映画、文句なし!
リアルタイムで見てます……ってトシがバレますね。あれからもう30年くらい経ちますが、見た日の興奮は今でも覚えている。「すげえ面白いものを見ちゃった!」という高揚感。夜になっても覚めやらず、笑ったシーンを何度も思い返していた。これと同じ思いをしたのは、その後「カリオストロの城」を見た時。どっちも宮崎駿だ。やっぱり私は、大家になる前の、こういう娯楽作品を作っていた時の宮崎さんが好きだなあ。その宮崎さんが担当したというラストの塔のおっかけは、今見てもハラハラする。ピエールのちょっと頼りない主人公ぶり、それを支えるペロのかっこよさ、そしてペロを追いかけてくるネズミ3匹組のマヌケさ加減、小池朝雄演じる魔王の憎めない悪役ぶり。すべてのキャラクターが魅力的というのもすごい。見て幸せな気分になれるアニメってそうはないですよ。
東映ビデオ
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